前回はinput関数を使ったら 10+11=1011 という奇妙な現象が起こってしまいました.
今回はこの現象について詳しく解説していきます.
この現象を説明するキーワードが「データ型」です.
もしかしたら何かの間違いで数字の入力が文字列として扱われているのかもしれません.
以下では色々なデータのデータ型を実際に調べてみます.
私たちからすると 1 も 1.0 も全く同じですが,コンピュータからすると少し違うのです.
このことをデータ型を返すtype関数を使って確かめます.
type関数はtype()の括弧の中にデータ型を調べたいものを渡すことで使います.
print(type(1))
print(type(1.0))
実行すると,以下のように表示されます.
print(type("Hello World"))
実行すると,以下のように表示されます.
print("10")
print(type("10"))
以下のように表示されます.
x = input()
print(type(x))
実行すると以下のようになります.