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Python入門 基礎編 まとめ
これまで14回にわたってPythonの基礎文法に関して解説してきました.
最後に重要な文法 関数をまとめておきますので復習にお役立てください.
数値計算に用いる演算子
数値計算に必要な演算子について一応復習しておきましょう.
% // については間違えないように気を付けましょう.
+ :足し算に使います
- :引き算に使います
* :掛け算に使います
/ :割り算に使います
% :余りを求めるのに使います
//:商を求めるのに使います
**:べき乗計算に使います
print関数の基本
出力をするにはprint関数を用いるのでした.
出力を整える小技もいくつかあるのでしたね.
print(x): x を出力します
文字列を出力したい場合は文字列型を与えるために出力したい文字列を"で囲みます
print(x,y): x,y を出力します
引数は2つ以上でもよい
print("文字列" + "文字列"): 文字列を結合して表示できます
文字列を結合して表示することで見栄えをよくすることができます.
print(x,end=""): 引数endに区切り文字を指定できる
改行なしのカンマ区切り 空白区切りの出力ができます.
入力に関する注意
入力を受け取る際はinput関数を使うのでした.
input関数は入力を文字列型で受け取るのでしたね.
int関数 float関数 str関数による型変換
int関数 float関数 str関数により型の変換(キャスト)を行うことができるのでした.
int関数: 整数型への変換
文字列はそのまま整数型に float型は小数点以下切り捨てで整数型に変換します.
数字以外の変換不可能な文字列を与えるとエラーを起こします.
float関数: 小数型への変換
文字列はそのままfloat型に int型は .0 を付けることでfloat型に変換します.
数字以外の変換不可能な文字列を与えるとエラーを起こします.
str関数: 文字列への変換
与えられた引数を文字列型に変換します.
文字列の結合により出力を整えたい場合などに数値を文字列に変換するために使ったりもします.
まとまったデータを扱う方法
まとまったデータを扱うために list dict set tuple などの様々なデータ型が用意されていました.
メソッドを使うことで様々な操作ができました.
それぞれの特徴を復習しましょう.
list型: 要素番号による参照 要素の追加,削除が可能なデータ型
my_list = [要素1,要素2, …] のように定義されます
append(追加) remove(削除) sort(並べ替え)は頻出です
dict型: キーと値の対応を定義するデータ型
my_dict = {key1:value1,key2:value2,…}のように定義するのでした
キーを使って値を取り出すことができるのが特徴でした
set型: 重複を許さず,順序を持たないデータ型
my_set = {要素1,要素2, …} のように定義されます
tuple型: 要素の変更を許さないデータ型
my_tuple = (要素1,要素2, …) のように定義されます
一度定義したら要素の追加 削除 変更ができないのが特徴でした
条件分岐について
ifによる条件分岐において重要なのは,if elif elseの使い方,条件文の後のダブルコロン,
インデントブロックでした.
条件文や与えられたオブジェクトがTrueのときにインデントブロック内の処理が実行されるのでした.
条件文の記述においては and or not や 包含関係を記述する in が使えました.
繰り返し処理について
繰り返し処理ではfor文 while文が使えました.
range関数による回数指定の繰り返し処理やbreak文 continue文による詳細な繰り返し処理の記述が可能でした.
Python入門 基礎編の要約でした.
全14回のPython入門 基礎編もこれで終了です.お疲れさまでした.
最後に,今後の学習の方針についてのご提案がありますのでよろしければお読みください.